オーダーメイド-ろ過槽(オーバーフロー用)について

このページでは、オーバーフロー水槽に必要なろ過槽の各部位の呼び名や、その部位についての説明をしております。

オーダーメイドろ過槽のお問い合わせやご注文の際は、こちらのページをご参考にしてください。
お客様からのお問い合わせが多い内容を中心に掲載いたしました。

オーダーメイドろ過槽





1.ろ過槽の素材(塩ビ・アクリル)


素材は通常、塩ビ製ですが、高い耐久性を持つアクリル製での製作も行っております。ろ過槽は、水槽と同じく、国内の工場で製造をしています。

【 塩ビ 】
  • 通常の使用に十分耐えます。
  • アクリルより少し重く、耐久性が上回ります。
  • 衝撃に強いです。
  • 【 アクリル 】
  • 軽量で、板厚を調整しても、重量を抑えることができます。
  • 透明度が高く、見た目が美しいです。
  • 衝撃にやや弱いです。
  • 塩ビと比べると価格は高くなります。
  • 価格はサイズによっては塩ビ製より安くなることもあります。
  • 2.ウールボックス


    ウールマット(※)をつめるボックスです。
    ウールボックスの形式は3タイプあり、それぞれメンテナンス性に違いがあります。

    【※ウールマットとは】
    綿状のマットです。水流の中のゴミを取り除きます。
    ろ過を助けてくれるバクテリアも棲みつくことがあり、初歩的なろ材として幅広く利用されています。

    【ウールボックスの種類 】

    1. 一体型
  • ろ過槽本体とウールボックスが接着されてるタイプです。
  • 一体型にすることで、海水の塩だれを起こしにくく、使いやすいです。
  • 一体型
    一体型ウールボックス

    2.取り外し型
  • ウールボックスがろ過槽と取り外し可能なタイプです。
  • 一体型に比べ、価格がリーズナブルです。
  • 取り外し型ウールボックスは『落とし込み』をつけることで、塩だれを減らすことができます。(図のろ過槽は落とし込み加工済みです。)
    ご希望の場合は、お問い合わせの際に『落し込み希望』とお伝えください。
  • 取り外し型ウールボックス
    取り外し型ウールボックス

    3.引き出し型
  • 引き出し式のウールボックスです。
  • メンテナンスしやすいですが価格は高いです。
  • ウールボックスの可動域を確保した設置をしなければなりません。

  • 引き出し型ウールボックス
    引き出し型ウールボックス

    3.スノコ(パンチング板底)


    ろ過槽には、ろ過槽自体の底面(下底)とは『スノコ』(上底)が付いています。
    ろ過の過程で、かならず沈殿する汚れを溜めるために、沈殿槽とろ材のスペースを分けるためです。
    汚れが沈殿する場所がなければ、水槽内へ汚れが戻ってしまいます。
    また、スノコが無いとろ過材がろ過槽底まで詰めてしまうこととなり、底で水や汚れが滞留しろ過効率が悪くなります。
    スノコは通水性の高い格子板、パンチング板で制作します。
    アロワナなどの肉食魚で汚れが溜まりやすい場合は、このスノコを底から広く設けると、汚れが沈殿しても滞留しにくくなります。


    スノコ(上底)と底面(下底)
    スノコ(上底)と底面(下底)
    パンチング板
    パンチング板

    4.ろ過槽の仕切り板


    仕切り板の重要な役割として、『ろ材に水をまんべんなく流すこと』があります。
    仕切りで水の流れを制御することで、ろ材の乾燥や、流量不足を防ぎます。
    ろ過槽の仕切りが必要な理由は、ろ過材にまんべんなく水を通水することで、ろ過材に付着する好気性バクテリア(※)に十分な酸素を供給し、活性化させ、水質を向上させる目的があります。
    ※【好気性バクテリアとは】
    生体のフンなどから発生する、水中のアンモニアや亜硝酸塩を分解し、毒性を弱めてくれるバクテリアです。酸素がしっかり供給される環境を好みます。


    【 仕切りの部屋の説明 】
  • ウールボックスより一番遠い部屋が、ポンプを設置する『ポンプ室』です。
  • 中央の部屋は水位が一定の為、プロテインスキマーの設置に最適です。

  • 仕切り板
    仕切り板

    部屋の区分
    部屋の区分

    ろ過槽の水の流れ
    ろ過槽の水の流れ

    【プロテインスキマーの設置について】
  • プロテインスキマーを使用する際は、ろ過槽を3層式に設計するのがおすすめです。
  • プロテインスキマーは、水位が一定でないと効率よく性能を活かせません。
  • そのため、ろ過槽内に仕切りを設けて水位を一定にします。中央の部屋は水位の変動がないため、プロテインスキマーの設置に最適です。
  • ろ過槽の設計をご依頼される際は、スキマーなどの機材の使用の有無をお伺いいたします。

  • 4.ピストルについて


    オーバーフロー水槽とろ過槽をつなぐ特殊な構造の配管パーツです。
    三股になっている管のように見ますが、細い管と太い管の二重構造になっています。
    細い管が注水、太い管が排水側です。


    【 ストレート型 】
  • ・真っ直ぐな管の真ん中から、中を別ルートで通った細い管が出ているタイプです。
  • ・ろ過槽を真下に置くことができるため、水槽とピストルの継ぎ目から水漏れがあっても、ろ過槽が受け止めやすいです。
  • ・ストレート型の配管は、排水配管を短距離で済ますことができるメリットがあります。
  • ・排水配管は太いため、長く伸ばすと吊り上げる手間がかかります。
  • ・ストレート型ピストルの長さ:約200mm(40A・50A)
  • ストレート型[1]
    ストレート型[1]

    [1]を右側面から見た図
    [1]を右側面から見た図

    [1]を真上から見た図
    [1]を真上から見た図

    【 エルボ型 】
  • ・短い管が90度曲がった形をしており、中から独立した細い管の先が出ています。
  • ・ポンプからピストルまでの距離を短くすることができます。
  • ・ポンプ流量を最大限の力で利用することができる。
  • ・エルボ型ピストルの長さ:約90mm(40A・50A)
  • エルボ型[2]
    エルボ型[2]

    [2]を右側面から見た図
    [2]を右側面から見た図

    [2]を真上から見た図
    [2]を真上から見た図


    4.フランジ(リブ・センターフランジ)


    ろ過槽の強度を保つ為に取付ける補強です。

    ※ろ過槽は塩ビ製でもアクリル製でも、補強と塩だれ防止のために、フランジをお付けしています。
    センターフランジは、板厚を上げることで無くすことも可能です。

    【 リブ 】
  • ろ過槽上部内側の縁部分を、1周囲うように取付ける補強です。
  • ※「フランジ」と呼ばれることもありますが、弊社では「リブ」という名称で統一させていただきます。(ご注文やお問い合わせの際に「センター
    フランジ」との区別を明確にするためです。)
    リブ
    リブ
    リブ・アップ画像
    リブ・アップ画像・枠

    【 センターフランジ 】
  • ろ過槽上部、横幅の中央から奥行き方向に向かって橋を架けるように取付ける補強です。
  • リブにプラスすることで、強度が増します。
  • センターフランジ
    センターフランジ
    センターフランジ・アップ画像
    センターフランジ・アップ画像・枠

    5.ろ過槽のフタ


    ろ過槽内の水の蒸発を防ぎます。
    オーバーフロー式の場合、水槽からでなく、ろ過槽から水が蒸発しやすいため、フタの設置をおすすめしております。
    フタには、通すホースや配管、機材によって、切り込み加工などを施すことができます。

    【 フタの加工 】
    1.U字加工
  • フタの一部をU字形に切り落とす加工です。サイズをご指定いただけます。
  • U字加工をしたフタ
    U字加工をしたフタ
    U字加工をしたフタ・アップ画像
    U字加工をしたフタ・枠

    2.切り込み加工
  • フタの一部をコの字型に切り取る加工です。ホースなどをまとめて通す場合におすすめいたします。位置やサイズをご指定いただけます。
  • 切り込み加工
    切り込み加工
    切り込み加工・アップ画像
    切り込み加工・枠

    【 フタの割り方 】
    ※大きなろ過槽の場合、フタの割り方もお選びいただけます。
    ろ過槽のサイズや仕様によって、選択できない場合もございます。

    〜フタの割り方の例(赤で色分けした部分)〜

    1枚割
    1枚割

    左右割
    左右割

    前後割
    前後割

    6.ソケット加工


    ろ過槽にマグネットポンプをつなぐための、ソケットを取り付ける加工です。

    【 ベース付き 】
  • 穴をあけたろ過槽の側面に、ベースを使用しソケットを接着します。
  • ※ベースなしのソケット加工は、保証対象外ですが対応は可能です。
    ソケット加工(ベース付き)
    ソケット加工(ベース付き)
    ソケット加工(ベース付き)・アップ画像
    ソケット加工(ベース付き)・枠





    オーバーフローろ過の方式や配管について



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